飲食店の衛生管理
飲食店などでの衛生管理のコツですが、まずはあるべき状態を決め、それを実現するために清掃する項目とタイミングを決めましょう。
これが店舗内を清潔に保ち、飲食店としての環境を保つ基本です。
まずはあるべき状態を明確に決めてください。
客室や厨房がどうあるべきなのか、具体的な基準を決めます。
これがないと、どの状態が正常で、どの状態が異常なのか、判断が難しくなりますからね。
飲食店の衛生環境としてふさわしい状態をここで定めましょう。
たとえば客室のテーブルはゴミや汚れがついておらず、キレイに磨き上げられている状態を基本と決めたら、それを維持するように清掃のマニュアルを組みます。
誰でもわかりやすいように、写真つきで目標とする状態を示すと、管理しやすくなりますよ。
このように具体的な基準を決めたら、あとは清掃する場所や頻度を決めましょう。
飲食店では忙しい仕事の合間を縫っての清掃となりがちで、これらを事前に決めておかないと、清掃する場所や回数がバラバラになり、ズルズルと衛生環境が悪化しがちです。
たとえば客室のテーブルを清潔に保ちたいなら、お客さんが帰った後の清掃はもちろんのこと、それとは関係なく1日1回はテーブルをふきあげるといった具合です。
目標とする頻度のほか、何があっても必ず守る頻度を決めておくのもいいでしょう。
たとえば1日1回はテーブルをふくのが目標でも、忙しい日などは守れないこともありますよね。
そんなときでも3日に1回は必ずこの清掃をやるといったように決めておくと、最低限の衛生環境を維持できます。
飲食店の衛生管理として、このような方法がオススメです。